06.20 通常運行

これまでのあらすじ


朝、いつものように桜井ボイスに酔いしれ
ﾆﾔﾆﾔしながら通勤していたしの。
そこに「スミマセン」と声がかかる。
ふと顔を上げるとそこにはガチ黒人の男性が
ビビるしの。
焦るしの。
ろくな英会話ができないしのは逃げ出したい気持ちをグッと堪え
搾り出すような声で「はい？」と応えると
その男性は道を訪ねたかったようだ。
なんとその場所はしのの職場の隣ではないか。

英語で説明できる訳無い&どうせ同じ方向だし
ということで
「俺についてこい」さながら
聞かれた場所まで案内した所、
いたく感謝してくれたマーク(仮名)に
「お昼、またここに来て！
ランチを一緒にしよう！」
と誘いを受ける。
だがしかしここは喪女。
「お弁当あるんで。」
とクールに返答する
…にも関わらず流石はフレンドリー海外。
「5分でいい！5分でいいからここに来て！」
不馴れな３次元からの強引さに
愛想笑いしかできなかった喪女は、果たして昼休みに行くべきなのか行かなくてもいいのか！

思えば話した英語と言えば
「ないす とぅー みーちゅー」だけだったなぁ！


次回『ほんまに行かなあかんかな？感謝とかいいからわしその5分間全力で寝たいんじゃけど』

絶対絶命黙示録

恐れ多くもナンパとかなら断るけど
「ありがとう！すごい感謝してる！御礼する！ね！ね！はい、決まり！(*ﾟ∀ﾟ)」
感バリバリでこられたら、
NOと言えない日本人はどうしたら…
しかも職場関係あるっちゃあるし…

昼休みはサラダ食って寝たい…

桜井とランチしたいよぉ